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理科実験研究部が最優秀賞を受賞

理科実験研究部が全国高等学校総合文化祭自然科学(生物)部門で最優秀賞を受賞


 
 7月31日~8月2日に和歌山県の 近畿大学生物理工学部で第45回全国高等学校総合文化祭 自然科学部門が開催されました。 全国総合文化祭は、文化部のインターハイとも呼ばれ、各都道府県の代表が生徒どうしの研鑽と交流を目的に開催される全国大会です。この大会は、研究発表とポスター(パネル)発表の二つの発表形態があり、本校は研究発表に出場しました。研究発表は、制限時間内に研究内容・研究成果についてプレゼンテーションソフトなどを使って聴衆に説明します。説明の後に審査員や聴衆と質疑応答があります。審査は事前に提出した論文と発表会場における当日審査の合計で行われ、物理・化学・生物・地学の各4部門の最上位を最優秀賞、2~3位を優秀賞、4~5位を奨励賞とします。本校理科実験研究部は、昨年度の全道大会で北海道代表に選ばれた『モンシロチョウは体温上昇に翅を利用するか』という研究の発表を行いました。その結果、研究発表の生物部門で最優秀賞を受賞しました。最優秀賞の受賞は北海道の高校として4校目、旭川の高校としては初めてです。 この研究は昨年卒業した先輩から引き継ぎ、現3年生、2年生が発展させた研究です。モンシロチョウが気温の低い早朝から飛翔できるのはなぜか、という素朴な疑問から始まり、翅を反射板として太陽輻射熱を集めて体温を上げていること、そのために最適な開度(翅を開く角度)が20°付近にあることを突き止めることができました。 研究発表の後、巡検研修で近畿大学の研究室で模擬実験などを体験して有意義な研修も行えました。 今回の経験を今後に活かし、さらに活動を発展させたいと思います。

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